インボイス番号取得したので ランサーズでインボイス登録した話 インボイス対応感想 自分がインボイス対応した話

10月1日からいよいよインボイス制度が始まります。

私は今年の2月の早い段階でインボイス登録してました。

ランサーズでインボイス登録する方法について記事にします。

私が行ったインボイス登録申請方法(freee会計ソフト)

私はインボイス登録は下記のfreeeのページから申請書類を作成して郵送で税務署へ提出しました。書類作成は簡単でした。

約2〜3週間ほどでインボイス登録番号が取得できたことを知らせる通知がインボイスセンター(国税局)から届きます。

freeeインボイス登録申請ナビなら、5分でインボイス制度登録書類を作成可能!難しい所は解説があるから安心です。

ランサーズにおけるインボイス対応について

免税事業フリーランスがインボイス登録すると正確な税率、税額を伝えるインボイス(適格請求書)を作成が求められます。

でもこれをフリーランス側で書類用意するのは少々手間がかかるとは思います。

(本当は請求書以上に経理の方が面倒にはなりそうですが‥)

インボイス登録してるフリーランスはランサーズ内で受注した案件を納品後に適格請求書がクライアントへ自動的に発行されるようになります。

クライアント側はランサーズ経由で発注する際はフリーランスに個別にインボイス登録番号を聞く必要はありません。

ランサーはインボイス用に請求書を作成する必要はないし、クライアントもフリーランスに登録番号を聞いて書類のやり取りをする必要もありません。

経理的な面では双方に便利と思います。

ランサーの皆さま

・ランサーズでは、媒介者交付特例を用い、弊社の登録番号のみを請求書に記載いたします。これにより、ランサーズ上の仕事ではランサーの皆さまの登録番号がクライアントに公開されることはなく、国税庁の適格請求書発行事業者公表システムの検索機能から個人情報が知られることはありません。・適格請求書の発行には、インボイス制度の手続きよりご自身の登録番号を登録していただくことが必須となります。

クライアントの皆さま

・ランサーズから発行される適格請求書には弊社の登録番号のみが記載されます。クライアントの皆さまは、個別にランサーに登録番号を確認していただく必要はございません。・発行される請求書では、免税事業者との取引内訳と適格請求書発行事業者の取引内訳をそれぞれ確認いただけます。・請求書に記載されている適格請求書発行事業者との取引金額のみ仕入税額控除の対象となります。取引したランサーが免税事業者の場合は仕入税額控除の対象になりません。・適格請求書は、クライアントの皆さまが「支払い確定」を行ったタイミングで発行されます。

【重要】ランサーズの詳細なインボイス制度対応方針について
https://info.lancers.jp/29809

インボイス番号をランサーズから入力手続きする方法

下記のページからインボイス番号の入力手続きが可能です。

登録番号入力後は仕事完了時に自動でインボイス請求書が発行されるようになります。

今でも発注確認書ありの案件は自動的にPDFが発行されているのでああいう感じで発行されるのではないかと思います。

▼インボイス制度の手続き

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インボイス番号をランサーズから手続きする方法 流れ

インボイス番号登録後はプロフィールやパッケージページで「適格請求書に対応」が表示されるようになる

9月25日から随時対応してるそうですが26日に私のアカウント名の横に「適格請求書に対応」のマークが表示されてました。

ランサーズの「適格請求書に対応」マーク

「適格請求書に対応」マークが表示されることによって受注するのに有利になるかどうかは10月以降にならないとわかりません。

私は2社くらい直接の業務委託案件で大手企業と契約してたので念のためにインボイス登録をしてみました。

直接取引だとインボイス登録をしないことによって契約打ち切り、案件数の減少もあり得ると思います。

しかしクラウドソーシングではインボイス登録するメリットはないかも?と思います。

正直、クラウドソーシングは企業はweb制作/デザイン案件については単発依頼が目的のことが多いですし、フリーランスがインボイス登録してるかを気にするのかな?って思います。

ランサーズでは殆どの上位のベテランランサーがインボイス登録をしていないようでした。

現在2023年の時点ではインボイス登録してる人が15%しかいない状況なので、現時点ではインボイス登録済かどうかは受注に有利不利になることはないと思います。

今登録してない人は今年の1年目は見送りするのかな?という感じです。

【最後に】インボイス登録しなくても今は影響はないが2029年以降からは影響大かも?

軽減措置のある23年〜26年の間は取引先企業は80%控除できるので今すぐ登録しなくてもすぐには影響は出ないものと思われます。

2029年にインボイスの軽減措置が終わった瞬間にインボイス登録してない免税事業者は価格交渉や取引の停止が起こる可能性はあります。

インボイス制度開始期間による仕入れ控除額

  1. 2023年10月〜2026年10月1日まで 3年間80%控除可能
  2. 2026年10月1日〜2029年10月1日まで 3年間50%控除可能
  3. 2029年以降 控除不可になる

フリーランスの人は3年間じっくり考えてから26年からインボイス登録しても良いかもしれません。

メディアやSNSでインボイス反対運動とか大勢の人が反対してましたが、登録はあくまで任意の制度ですからインボイス登録したくない人はしなくていいわけです。

ただ、取引先企業によっては消費税控除で10%の値引きを(値下げ)をお願いされる可能性はあります。(買い手から売り手への一方的な強要でない場合は下請法違反にはならない)

登録しないことによって経理の手間は省けて税金は払わなくていいけど毎回10%値引きすると収入は確実に減りますね。

どの道、2029年の消費税控除不可になる年になると否応なしに全ての免税フリーランスは課税事業者になるしかなくなります。流石に10%全額企業が消費税負担してくれないと思われます。

登録しない道を選んだとしても3〜6年の間に案件が依頼されなくなるのでは?という不安と恐怖と戦いながら仕事するのも嫌なので私はインボイス登録しました。

案件の単価は去年より3〜5万円は上げてます。

それでも今年はランサーズ内で受注はできていました。

今のうちにフリーランスがやるべきことは価格交渉かなと思います。

インボイスについて不満を言うよりもフリーランスとして案件数と受注金額を増やせるように地道な努力に時間を費やした方が有意義かなと思いました。


インボイスについてオススメな書籍

初心者にもわかりやすくカラフルなイラストや大きめな文字で解説されています。

特典でエクセルの適格請求書をダウンロードできるのでインボイス導入後に書類が作成できます。

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