ファーストビューだけ変更しても意味はあるの?メリット・デメリットと効果的な改善方法

最近、ランサーズなどのクラウドソーシングで「ファーストビュー(FV)だけを変更したい」という相談が増えています。
短期間でイメージを刷新したい、広告バナーと連動させたいなど、発注側のニーズも多様化しています。
しかし、本当にファーストビューだけの変更でサイト全体の効果改善につながるのでしょうか?
この記事では、FVだけのデザイン変更のメリットとリスク、そしてコンバージョン改善につなげるための正しいアプローチについて解説します。
目次
ファーストビューだけを変更する企業が増えている背景
ファーストビューは、ユーザーが最初に目にする最重要エリアです。
そのため「まずはここだけ印象を良くしたい」「短期間で広告向けに調整したい」と考える企業が増えているのは自然な流れです。
また、サイト全体をリニューアルするには予算も工数もかかるため、比較的安価で済むFVだけの変更を依頼するケースが目立っています。
ファーストビューを変えるメリットとは?
ファーストビューだけのデザイン変更にも、以下のような利点があります。
- 印象を大きく変えられるため、見た目のイメージアップが可能
- 期間限定のキャンペーンや広告に柔軟に対応できる
- サイト全体の改修よりもコスト・納期を抑えられる
見た目の変化が大きいため「なんとなく良くなった気がする」という心理的効果も期待できる点は確かです。
ファーストビューだけの変更にはリスクもある
一方で、FVだけを変更することで逆にマイナスに働いてしまうこともあります。
- サイト全体のトーンがバラバラになり、統一感がなくなる
- デザインは新しくても、導線やコンテンツが古いままだと違和感が生じる
- 結果的にユーザーの信頼感を損なう可能性がある
例えるなら「玄関だけ綺麗にした古い家」のようなもので、入ってからの体験が変わらなければ、ユーザーの期待は裏切られてしまうことがあります。
コンバージョンを本気で改善したいなら、トップページ全体の見直しが効果的
ファーストビューだけでなく、トップページ全体を見直すことで、次のような改善が可能になります。
- ユーザー導線の最適化(CTAの設置やナビゲーション改善)
- サイト全体の統一感が増し、信頼感がアップ
- 訪問者の行動を設計しやすくなり、CVR向上につながる
特に「導線設計」「情報の見せ方」「滞在時間を伸ばす工夫」など、表面的なデザイン以外の部分が大きく関わってきます。
段階的なリニューアル提案という考え方
予算や時間の都合で、いきなりフルリニューアルが難しい場合は「段階的な改善」も効果的です。
たとえば:
- まずはファーストビューのみ刷新して印象を改善
- その後のアクセス解析・効果測定で反応をチェック
- 結果をもとにトップページ全体や他ページも段階的に改善
このような流れであれば、発注企業としても予算を分割して投資でき、成果を見ながら判断ができるため納得感も得られます。
クラウドソーシングの部分依頼では限界がある理由
最近は、ランサーズやココナラといったクラウドソーシングを通じて、ファーストビューだけ、バナーだけ、下層ページ1枚だけ…という「部分的な制作依頼」が増えています。
こうした案件は単価も比較的安く、副業デザイナーや経験の浅い未経験者が受注しやすい内容であることも多くあります。
もちろん中には丁寧に対応される方もいますが、全体的なサイト設計や導線設計、コンバージョン最適化まで考慮して提案できる人材は限られています。
その結果、次のような状態になりやすいのが現実です。
- 見た目は整っているが、導線設計や目的への最適化がされていない
- デザインが良くても、ターゲットに合った情報設計ができていない
- 修正やフィードバック対応が属人的で、継続性・一貫性がない
部分的に綺麗に見せることはできても、「売れるデザイン」や「成果につながるUI設計」がなされていないことも少なくありません。
クラウドソーシングで部分的なデザイン画像(バナー)しか作った経験がないバナーデザイナーでは全体のweb/LPデザインをイメージしてUI設計や導線を意識したデザインを作ることは難しいと思われます。
私も何度もランサーズで上記のような部分的なLPやwebサイトの改修依頼の相談を受けました。
ファーストビュー作成のパッケージも暇な時以外は基本的に休止中にしています。
先月7月にFVデザイン作成パッケージの値上げを行い、金額と納期に納得してくれるクライアントのみから受注を行うようにしました。
なぜ部分的な制作依頼はお断りしているかというとバナーや修正依頼の少額案件の受注が増えるとランサーズの検索システムで似たような少額案件の相談が来なくなるからです。
なぜプロの本業デザイナーに依頼することが重要なのか?
本業で活動しているWeb/LPデザイナーであれば、単なる装飾ではなく、ビジネス成果につながるような構成・導線・SEO・レスポンシブ対応など、多角的に設計していきます。
ファーストビュー単体での受注であっても、将来的にサイト全体の改善や、広告運用・集客施策との連動まで視野に入れて提案するケースも多く、「相談できるデザイナー」という意味で中長期的にも安心です。
制作コストだけで判断しない方が良い理由
確かに、クラウドソーシングで安価に部分依頼することはできますが、サイト全体の成果を本気で考えるなら、設計力のあるプロにまとめて依頼する方が結果的にコストパフォーマンスは高くなることが多いです。
短期的なコスト削減よりも、中長期的な成果を意識した制作依頼をすることが、最終的には事業の信頼性や売上アップにつながります。
まとめ:見た目だけでなく、導線や構成の見直しが重要
ファーストビューの刷新は、第一印象を改善する有効な手段ではありますが、それだけでは本質的なコンバージョン改善にはつながりにくいのが実情です。
ユーザーはファーストビューの先も見ています。
サイト全体の整合性や導線設計まで考慮してはじめて、効果的なリニューアルといえるのではないでしょうか。
当サイトでは、ファーストビュー単体の制作はもちろん、トップページ全体の構成見直しやLP制作まで幅広く対応しております。
当方では、クラウドソーシングにありがちな副業や未経験者ではなく、本業でLP制作に携わってきたプロのデザイナーが直接対応いたします。
成果につながる構成設計から、納品後の使いやすさまで丁寧に考慮したご提案が可能です。
ファーストビューの見直しや、トップページ全体の改善をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール

- LP専門Webデザイナー(フリーランス協会会員・インボイス登録済)
- 約15年のデザイン経験を持つフリーランスwebデザイナー。
IT・通販・不動産・フィットネスなど、企業向けLP制作を中心に200件以上の実績があります。
現在はランサーズで250件以上の実績ある認定ランサーとしても活動中。
LightningテーマやLP制作に関する情報をブログで発信中です。
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